
今西 広陽
夏の高校野球が始まり、県内で熱い戦いが繰り広げられています。私も高校までの11年間野球に熱中していた野球小僧。写真は中学1年の時、大会で選手宣誓をつとめた写真です。
これが少年硬式野球リトルリーグの最後の大会の写真。今思い返すと、小学校・中学・高校と最後の大会に敗れた後は必ず泣いていました。
あれは何の涙だったのかと振り返ってみると、ひとつの共通点がありました。それは「このチームメートともっと野球がしたかった」こと。負けて悔しいという感情より、苦楽をともにしてきた仲間との野球が終わってしまったという感情が大きかったです。「仲間ともっと野球がしたい」という思いは、今、夏の大会に臨む3年生も同じなのではないでしょうか。
そんな球児に私が伝えるとしたら、2年あまりという短い時間ですが濃い時間を過ごしてきた仲間との高校野球に悔いを残さないよう、存分に楽しんでほしいということです。全力で夏の大舞台を楽しんでください。
(朝日新聞秋田版 2026年7月11日掲載)
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