
高田 美樹
監督の「七回越えたぞー!」の声に沸く仁賀保高校硬式野球部の選手たち。仁賀保は今季5年ぶりに単独チームで公式戦出場を果たしています。初陣となった春の県大会は五回までに30点を奪われ敗退。その試合から約1カ月後のリーグ戦で、最終的には八回コールドで敗れたものの、五回までわずか2失点。春から大きな成長を見せ、監督から飛び出したのがこの言葉でした。
仁賀保は、一昨年、部員が女子1人だけ。野球部存続の危機にありましたが、監督や主将が中心となって声をかけ今では部員が11人に。
初心者大歓迎、興味があるならやってみよう――。ひたむきに一緒に頑張れる仲間を集めてきました。半数以上は高校で野球を始めた部員です。一つずつ、できることが増えていく喜びを全員で分かち合うチームの姿に「野球って良いな」と感じさせられました。
野球の競技人口の減少が叫ばれる秋田に新風を吹き込む仁賀保。5年ぶりの夏を、思い切り楽しんでほしいと思います!
(朝日新聞秋田版 2026年6月19日掲載)
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