ラグビー「秋田7s」に密着

高橋 正和

 「トレタテ!」の出演を休んで、7日から2日間、北海道で行われた7人制ラグビーのピリカモシリセブンズを取材しました。

 大会には男女計19チームが出場。オーストラリアのチームも参加し、国際色の豊かさも感じながら取材しました。

 レギュラー番組を休んでまで北海道へ行った理由は、パリ五輪日本代表の丸尾崇真さんがチームディレクター兼選手を務める「秋田7s」が出場したから。数試合取材すると、秋田は佐藤亮吾選手の速さ、モセセ選手の相手を圧倒するパワーなど、目を釘付けにするプレーが多いと感じました。

 秋田は予選リーグを全勝で通過しましたが、本戦で15人制の「リーグワン」に所属する近鉄に延長の末敗れました。久しぶりに地元チームに密着しました。やはり悔しさを味わうこともありますが、楽しいですね。秋田7sの目標は10月の国民スポーツ大会優勝。そこに向け挑戦を続けるチームを多くの人に知ってもらおうと、今後も番組で定期的に取りあげたいと思います。

(朝日新聞秋田版 2025年6月13日掲載)

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