気象庁では、東日本大震災において、予想を大きく上回る巨大津波が発生した事を踏まえて大津波警報、津波警報・注意報の発表方法や表現を変更し分かりやすい表現、迅速な避難を促す内容に改善しました。
改善のポイント
▽マグニチュード8を超えるような巨大地震が発生した場合は、予想される津波の高さを「巨大」「高い」という言葉で伝えます。
数値ではなく「巨大」「高い」という簡潔な言葉で発表して非常事態であることを伝え、ただちに避難を呼びかけます。
▽地震発生直後から精度良く地震の規模が判明した場合は、予想される津波の高さは従来通り数値で発表されます。
▽観測された津波の高さをみて、これが最大だと誤解しないように、最大波の津波の高さを数値で表わさずに「観測中」と発表する場合があります。
▽沖合の観測データを監視し、予想よりも高い津波が推定される場合は、直ちに津波警報が更新されます。
秋田朝日放送では津波警報以上が発表された場合は、番組中、CM中に関わらず、文字スーパーでお知らせします。
※津波警報についての詳しい情報は気象庁のホームページでもご覧になれます。