大久保 香穂
長かった梅雨もようやく明け、夏らしくなってきましたね。暑さに負け、もっぱら自宅で過ごすことが多い私ですが、最近はパリ・オリンピック観戦を楽しんでいます。
特に感激したのは、バドミントン女子ダブルスの「シダマツペア」こと、志田千陽選手と松山奈未選手の大活躍。オリンピック期間中、志田選手の地元・八郎潟町に取材で何度かお邪魔しました。至る所に志田選手を応援する看板やのぼり旗が設置されていて、町をあげてシダマツペアを応援している様子が伝わってきました。
取材した準々決勝と準決勝のパブリックビューイングには平日にもかかわらず多くの人が集まり、改めてスポーツの持つ力を感じました。
3位決定戦は自宅で観戦しテレビに釘付けになりました。多くの困難を乗り越え、オリンピック初出場で銅メダルを獲得した瞬間、志田選手が流した涙に思わず誘われてしまいました……。
笑顔あふれるプレーで多くの人に感動を与えたシダマツペアのお二人、本当におめでとうございます!
(朝日新聞秋田版 2024年8月9日掲載)
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