家族と再会のうれしさ特別なもの 社会人1年目の帰省

金井 鉄馬

 2024年になり、もう2週間が過ぎました。新年を迎えたばかりだったのに……本当に時が過ぎるのは早いですね。年末年始の気分から、私はまだ抜け出せずにいます。

 大みそかは両親、父方の祖父母とともに過ごしました。私は去年4月に学生という肩書が外れ、社会人として歩み始めました。離れて暮らす家族に会える時間が限られるなか、久しぶりに再会できた時のうれしさは特別なものがありました。

 仕事で行った場所の話、取材先で出会った人の話、秋田の雪の話、初めての一人暮らしで自炊が続かない話など、離れて暮らす両親や祖父母との会話が途切れることはありませんでした。社会人1年目を経験して、自分を心の中では「大人になったなぁ」と褒めていたのですが、家族からしたら何も変わってないとのことでした(笑)。しかし、成長した部分もあったようで一安心です。

 年末年始に親族と過ごした時間は、楽しかっただけではなく、ホッとできる安心感がありました。私のことを気にかけてくれる大切な家族には日ごろから感謝を伝えて、自分の元気な声を聞いてもらいたいです。今年も一年頑張ります!

(朝日新聞秋田版 2024年1月19日掲載)

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金井 鉄馬

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