中島 千歩
「私、白バイ隊員になりました!」…というのは冗談で、先日、秋田ノーザンハピネッツの試合会場で写真を撮って頂きました。秋田中央署のブースで白バイに乗る体験が出来たのですが、やはりかっこいいですね。
乗ってみると想像よりも大きな車体。気持ちもピリッと引き締まりました。実は私、この仕事に就いていなかったら警察官をめざしていたと思うほど、警察の仕事に憧れているんです。
困っている人に寄り添い、日々、私たちの安全を守ってくれている。制服姿のお巡りさんを見るだけで、どこか安心できる。私はそんな警察官の仕事を一人でも多くの人に伝えたいとアナウンサーの道に進むことに決めました。だから、安心・安全を守ってくれる警察官のみなさんには本当に感謝と尊敬の念を抱きます。
秋田中央署では、警察の仕事に興味を持ってもらうため、これからも県内のイベントなどでブースを出す予定とのこと。なのでもし見かけたら、みなさんもぜひ一度体験してみてください!
(朝日新聞秋田版 2025年5月9日掲載)
もっと見る >中島 千歩
少しずつ暖かい日も増えて、春の訪れを感じますね。
この、冬から春にかけての、日が少しずつ長くなっていくころが、気分も明るくなる感じがして好きです。ただ同時に、冬が終わってしまう寂しさも感じています。
こちらの写真、大の字になって寝ている……わけではありません。雪が積もったうれしさのあまり、背中から雪にダイブした瞬間です。京都出身の私は、これまで雪が少ない環境で育ってきたため、雪が積もるとうれしくなるんです。
秋田県民として最初の冬を過ごした昨季も、スキー場の取材の際、雪に飛び込みました。フカフカの雪に飛び込む、あのスポッとする瞬間がたまりません(笑)。
ほかにも、大きな雪だるまを作ったり、小さなクマの雪像をたくさん作って会社の玄関に並べたりと、この冬もたくさん遊んで楽しむことができました。来年こそはウィンタースポーツにも挑戦したいです。
季節の変わり目、楽しかった思い出をいっぱい抱えて、新たな季節も元気いっぱい頑張ります!
(朝日新聞秋田版 2025年3月14日掲載)
もっと見る >中島 千歩
13日は成人の日でしたね。新成人のみなさん、本当におめでとうございます。
私が20歳になったのは2020年の5月9日。新型コロナウイルスが猛威をふるっていたころで、緊急事態宣言が出された中で、誕生日を迎えました。
友人が企画してくれた誕生会はなくなり、悲しい思いになりながら当日、重い足取りでいつものように郵便受けを見にいくと……。びっくり! たくさんの封筒があふれ出てきました。差出人はどれも友人。誕生会を企画した友人がサプライズで色々な人に声をかけ、手紙を届けてくれたのでした。
心のこもった手紙に涙が止まらなくなったのはもちろん、手書き文字の温かみと私を想(おも)って書いてくれている姿が伝わってきて、より繫(つな)がりを感じることができました。
会えなくても、様々な制約がある中でも、心が温かくなった20歳の誕生日。手紙は今も宝物で、これからも努力しようと思う原動力になっています。
新成人の皆さん、お互いに素敵な未来に向かって進んでいきましょうね!
(朝日新聞秋田版 2025年1月17日掲載)
もっと見る >中島 千歩
食べることが大好きな私。秋田の〝旬の恵み〟を頂きたい! そして、その食材を使った〝地元の料理〟を教えてもらいたい! そんな思いから、毎週土曜朝9時30分から放送中の「サタナビっ!」で私の名前にかけた新コーナーが始まりました! 月に1度の「ちほっといただきます」です。
初回は「マコモダケ」を紹介しました。私はマコモダケ自体知らず、その名前から「タケノコ?キノコ?」と「?」が多い食材でした。今回は大仙市の神宮寺観光果樹園にご協力頂き、マコモダケの収穫や料理など、たくさんのことを勉強させてもらいました。採れたてを頂いたり、一緒に野菜炒めや肉巻きを作ったり、新たな発見が多く楽しかったです。
企画から取材、編集のすべてを、初めて自分で行いました。多くの方々に助けて頂きながら作った、個人的にも思いが詰まったコーナーです。
毎月の放送、そしてAABの公式YouTubeにもアップされますので、ぜひご覧ください!
(朝日新聞秋田版 2024年11月15日掲載)
もっと見る >中島 千歩
鳴り響く笛の音、掛け声とともにドーンとぶつかる衝撃――。先日、同期入社の仲間で「角館祭りのやま行事」を見に行き、初めて間近で見た迫力に圧倒されました。
昨年、金井鉄馬アナウンサーが山車(やま)同士が激しくぶつかり合う「やまぶっつけ」の取材をしている映像を見て、実際に行ってみたいと思ったのがきっかけでした。「さぞ迫力満点なんだろうなー」などと期待に胸を躍らせ、現地に着くとびっくり。想像よりもはるかに大きい山車、人々の熱気に圧倒されました。
そして、その大きな山車同士がぶつかる瞬間は、迫力という言葉では言い表せないほどの衝撃がありました。ぶつかる瞬間に地面から伝わる振動や、見ている人、町内の人、山車に乗っている人々の熱、街に響き渡る笛の音。画面では伝えきれない、実際に現地で見るからこその高揚感を味わいました。
まだまだ行ったことがない行事や場所、知らない秋田がたくさんあるなと実感した休日。これからもたくさんの経験をしたいです!
(朝日新聞秋田版 2024年9月20日掲載)
もっと見る >中島 千歩
夏の高校野球秋田大会が終わりました。球児のみなさん、本当にお疲れ様でした。
そして金足農業高校のみなさん、甲子園出場おめでとうございます! 最後まであきらめない闘志あふれるプレーに元気と感動をもらいました。全国の大舞台でもみなさんらしく、笑顔で頑張ってください! 応援しています。
惜しくも負けてしまったチームのみなさんも本当にかっこよかったです。
私も高校時代、部活で全国大会に出場したことがあります。夢の舞台に立てたうれしさとともに、「負けたら引退」という大きなプレッシャーで、とてつもなく緊張していたことを思い出しました。
結果、全国大会で予選から決勝に進めず「次も戦えない悔しさ」を味わいました。部活は違えど、みなさんの気持ちは身にしみて、痛いほど分かります。
でも、今になって分かります。何かに夢中になって頑張れた人は強い! これまで努力を続けたという自信を胸に、前に進み続けてください。みなさんの未来に幸あれ!
(朝日新聞秋田版 2024年08月02日掲載)
もっと見る >中島 千歩
5月、24歳になりました。やっぱり誕生日は特別ですね。毎年、ワクワク、ソワソワ、少し緊張もしながら、年齢を重ねています。
特に今年は忘れられない誕生日になりました。5月9日、同期の仲間がお祝いに集まってくれたんです。それぞれ仕事が忙しいなか、誕生日当日にお祝いしてもらえて、私は本当に幸せ者だなと実感しました。
きれいなお花や花瓶など、素敵なプレゼントをいただいたのですが、中でも一番うれしかったのが「名刺」。実は花瓶の底にみんなの名刺が入っていて、最初は驚きと同時に笑いが込み上げてきました。しかし、一枚一枚見てみると、手書きのメッセージがありました。ユーモアにあふれる、気持ちのこもったプレゼントに心が温かくなりました。
切磋琢磨(せっさたくま)しあえる良きライバルでありつつ、仲の良い大切な同期。私にとって、かけがえのない宝物です。そんな大好きな仲間たちに負けないように24歳も全力で頑張ります!
(朝日新聞秋田版 2024年6月7日掲載)
もっと見る >中島 千歩
4月になり、新学期が始まりました。満開の桜も、新たなスタートを祝福してくれているかのようですね。入社2年目を迎えた私は、土曜朝9時30分から放送の「サタナビっ!」と、毎月第3、第4金曜深夜24時15分から放送のeスポーツバラエティー番組「ゆるe~学園」のMCを、新たに担当することになりました。
「サタナビっ!」は県民の皆さんに長く愛して頂いている番組だと思うので、今回、ZENさんと一緒に番組MCを務めさせてもらえると知った時は、とてもうれしかったです。
最初の本番は6日。「おはようございます!」。番組冒頭に行う“お決まりのあいさつ”ですが、普段口にしている朝の何げないあいさつで、これほど緊張するものとは思ってもいませんでした(笑)。ですが、出演者の皆さんやスタッフ、視聴者の皆さんに支えていただき、最初の生放送をとても楽しく終えることが出来ました。
これからも感謝の気持ちと緊張感を忘れず、秋田を学びながら元気に楽しく頑張ります。
(朝日新聞秋田版 2024年04月19日掲載)
もっと見る >中島 千歩
食べることが好きな私の最近の楽しみが飲食店巡り。会社の先輩や同期などと一緒に、みんなでワイワイ食事をとる時間が大好きです。特にお酒を酌み交わしながら仕事やプライベートなど色々な話をする時間を過ごすと、「大人になったなぁ」と実感してうれしくなります。
そんな、大好きなひと時がちょっぴり悲しくなるのがこの季節。先日、社会人になって初めて送別会に参加しました。お世話になった方々を送り出す送別会は、「ありがとう」の気持ちでいっぱいですが、それ以上に「この時間がずっと続けばいいのに」と切なくなってしまいます。
「出会いもあれば別れもある」。分かっていても、やはり寂しい気持ちが大きいです。場所は離れてしまいますが、「中島は頑張っているよ」と活躍を知ってもらえるくらい努力を重ねようと決意しました。
秋田に来て、仕事を始めてもうすぐ1年が経ちます。おいしいご飯と相談できる先輩方、同期たちに励まされながら、がむしゃらに頑張ることができました。2年目も、県内各地のおいしいものを食べながら、より成長できるように頑張りたいです。
(朝日新聞秋田版 2021年3月26日掲載)
もっと見る >中島 千歩
みなさま、明けましておめでとうございます。
先日、冬休みをいただいて実家に帰省しました。年始ということもあり、家族や友人と初詣に行きました。学生時代、地元京都の八坂神社で福娘としてご奉仕したご縁があり、今年も神社に参拝して、おみくじを引きました。
毎年、八坂神社でおみくじを引いているのですが、なぜか14番の末吉しか出なかったんです。今年こそはと意気込んで引いてみると、なんと1番の大吉でした。長年の「末吉スパイラル」から抜け出しての大吉! なんだか良い一年になりそうです。
年女でもある今年、大吉の勢いそのままに、昇竜のごとく飛躍の一年にできるよう努力を続けていこうと決意を新たにしました。
年始からつらい出来事が相次ぎ、被災地や事故に遭われた方に思いを寄せては胸を痛めております。まだまだ不安な日々が続くと思います。自分には何ができるのかを考え、常に最善を尽くせるよう、私自身一歩一歩進んでいきたいと思います。
今年も秋田朝日放送と中島千歩をどうぞよろしくお願いいたします。
(朝日新聞秋田版 2024年01月11日掲載)
もっと見る >アーカイブ
検索