金井 鉄馬
あす13日からの2日間、秋田市のエリアなかいちで「AAB秋フェスタ」が開かれます。
今年のテーマは「食」。そこで、AABでは「みんなでまんぷくスペシャル」と題した特別番組を13日、会場から生放送でお送りします。放送は午前9時半~11時半の2時間と、正午~午後1時までの1時間。今回同期入社の大久保香穂アナウンサーと一緒にこの番組のMCを務めることになりました。
正直緊張していますが、楽しい雰囲気でお伝えできたらと思います。AABの各番組がタッグを組む3時間。食にまつわる企画をご覧になったらおなかがすくこと間違いありません。
個人的に楽しみなのがAABアナウンサーとのコラボで開発されたパン。AABの若手アナウンサー5人でアイデアを出し合い、秋田市中通のベーカリーパン工房「グリッシーニ」に作ってもらいました。会場で販売するのでぜひ手に取って感想を教えてください! それでは会場でお会いできるのを楽しみにしています!
(朝日新聞秋田版 2025年9月12日掲載)
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全国高校野球選手権秋田大会の組み合わせが先週決まりましたね! 毎年組み合わせ抽選会が終わると、いよいよ始まるなという気持ちになります。
今年初めて抽選会の実況を担当しました。その準備で、今年出場する学校の昨夏から今春までの成績をすべて調べました。
そこで気づいたのは、途中まで勝っていたのにサヨナラ負けをしたチームや、強豪校と途中まで接戦を演じていたチームなどがあること。それぞれの結果を見ながら、どんな状態で夏を迎えるのか一人、想像しました。
また昨夏、2年生で試合に出ていた選手が3年生になり、キャプテンを務めているチームが多いのも印象的でした。先輩たちの悔しさを同じグラウンドで見ていたからこそ、自らを突き動かすものがあるように思いました。抽選会で、くじに書いてある番号を見た瞬間に見える、わずかな表情の変化からも想像をかき立てられました。
それぞれの思いを胸に挑む、秋田大会は10日開幕です!
(朝日新聞秋田版 2025年7月4日掲載)
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12日、バスケットボールB1・秋田ノーザンハピネッツの実況を初めて担当しました。
私にとっては野球、サッカーと続きバスケは3種目目の実況。バスケ特有の速いテンポに慣れることから描写の練習を始めました。
ハピネッツはまずディフェンスからリズムをつくります。特に相手のボールを奪う「スチール」は1試合平均8.54本(14日時点)と、B1で24チーム中トップの多さです。試合中、このスチールが出たら「秋田に流れが来るかも!」と思いながら盛り上げることを意識しました。
生中継でお伝えした横浜ビー・コルセアーズとの12日の試合、スチールは相手を上回る9回記録しましたが、大事な場面で相手のディフェンスが上回り、流れをつかめず敗れました。それでも、ハピネッツは翌日の試合で勝利しました!
普段バスケを見る機会がない方に、塚本清彦さんの解説や私の実況で魅力を届けられていたらうれしいです。
今度は勝利する試合を伝えたい……。次のチャンスに向け、これからも練習に励みます。
(朝日新聞秋田版 2025年4月18日掲載)
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13日から4日間、鹿角市で行われた「あきた鹿角国スポ2025」の取材に行ってきました。私は神奈川県出身ですが、これまで体験したウィンタースポーツはスノーボードだけ。スキー競技を生で見るのも初めての経験でした。
会場の花輪スキー場に着いてまず驚いたのはスキーのジャンプ台!高すぎます。あの場所から助走をつけて少しでも遠くに飛ぼうとする選手の迫力や、着地した瞬間のスキー板と雪が接地した時の音などすべてが新鮮でした。
私が取材した期間はほとんど晴れていたのですが、選手たちに話を聞くと、晴れているとまた違った難しさがあることを知りました。天候や気温によって、刻一刻と変化する雪質にどのように合わせるのかが大事で、スキー板に塗るワックスを変えたり、滑り方を雪質に合わせたりして細かく対応しているということです。
勝つには天気を味方につけることも大きな要素となっていることに魅力を感じた私。今回の取材を機にスキーにも挑戦したいと思います!
(朝日新聞秋田版 2025年2月21日掲載)
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秋田で2回目の年末を迎えます。清水寺で発表された今年の世相を表す漢字は「金」になりましたね。個人的には「褒」。どんな小さなことでも自分を褒めて、ポジティブな気持ちで過ごすことができたからです。
入社2年目を迎えた今年4月ごろ。1年経ってもアナウンサーとしての技術が足りないと思い、実は自信をなくしかけていました。毎回放送が終わるとうまくいった部分よりもうまくいかなかった部分に意識が向き、ネガティブに考えることが多くなっていたんです。
そんなとき、自分が過去に出演した番組を見返し、基本的な声の出し方やニュースの読み方、声の〝太さ〟などが1年で変わっていたことに気づき、少し成長していたのかなと感じました。
そのときから自信を持って臨もうと思い、うまくいった時、手ごたえがあった時はまず自分を褒めるよう心がけました。
一歩一歩の成長は小さいかもしれませんが、来年も自分を褒めながら前に進めるようにしたいです。
(朝日新聞秋田版 2024年12月20日掲載)
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先月15日、25歳になりました。子どもの頃から中身が変わらない私。年齢が伴っていないことに焦りを感じながら誕生日を迎えました(笑)。
誕生日当日はAABの同期入社の仲間と、仕事で知り合った他社の仲間が祝ってくれました。誕生祝いでもらったのは、ハンドルを回すとカプセルが出てくる「カプセルトイ」。私の想像の斜め上を行くプレゼントに驚きました。
自宅にカプセルトイがあったら回したくなるのは当たり前。何が入っているのか興奮する気持ちを抑えながら、ゆっくり回してカプセルを開けると、一つ一つにみんなが書いてくれたメッセージカードが入っていました。素敵な発想でメッセージカードを渡してくれた中島千歩アナウンサー、他社の仲間にまで呼びかけてメッセージを集めてくれた大久保香穂アナウンサー、ありがとう!!!
25歳の目標は「ひたむきに誠実に努力を続けること」。仲間たちの存在を大切にしながら、身も心も大きく成長する1年にします。
(朝日新聞秋田版 2024年10月25日掲載)
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最近は涼しくなり、夜の散歩も快適になりました。筋トレを始めて半年になりますが、いまだ体に変化はありません。「継続は力なり」という言葉を身に染みて感じています。来年は、サッカー選手のような体つきになっていたいなぁ。
さて、「トレタテ!」で毎週月曜日にお伝えしているスポーツで、「ブラウブリッツEYE」という私のサッカー愛を存分にお届けしているコーナーがあります。目標はサッカーに興味がある人はもちろん、サッカーを知らない人にもスタジアムに足を運びたいと思ってもらうことです。
「ブラウブリッツEYE」という名前には、そんな気持ちが込められています。「EYE」には金井の〝目線〟とブラウブリッツへの〝愛〟という二つの意味が込められています。
この写真は「ブラウブリッツEYE」の放送中、画面右上に表示されるテロップに使用したものです。実際の放送でどのように使われているか確認してみてください。
(朝日新聞秋田版 2024年9月6日掲載)
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先月23日、秋田市で行われたJ2のブラウブリッツ秋田と清水エスパルスの試合で、サッカー実況デビューを果たしました。サッカー実況がやりたくてアナウンサーを目指した私。その一歩目を、大好きなブラウブリッツの試合で踏み出せたことが本当にうれしいです。
今回の放送では、MCをやらせてもらっている「KICK OFF! AKITA」を通して、ブラウブリッツの練習場で選手に直接取材をしたことや、スタジアムでお会いするサポーターの声も伝えようと意識しました。
解説に元ブラウブリッツの増田繁人さんを迎えた放送は、あっという間の2時間。試合は3―1で勝利し、私も大興奮でした(笑)。これからも「スタジアムに行ってみよう」と思ってもらえる放送を心がけます。
さて、6日から夏の高校野球秋田大会が始まりました。今年は43校、38チームが出場。去年実況した経験を生かして、高校生が夏にかける思いをお伝えするべくマイクに向かいます!
(朝日新聞秋田版 2024年7月12日掲載)
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秋田での生活も2年目に入りました。正直もう何年もいる感覚。それくらい充実している、ということだと思います。
先日、会社の廊下を歩いていると会ったことがない方とすれ違いました。まぶしい笑顔で「おはようございます!」。就職試験を受けている学生でした。あまりの爽やかさに私も元気をもらいました。それと同時に当時の自分を思い出し、色々な方の支えがあって、この職業に就けたことを改めて感じました。
大変だった就職活動中、ずっと支えてくれたのが両親です。先月、その両親が秋田に来て、「大曲の花火―春の章―」を一緒に見に行きました。圧巻でした。また秋田の良さを知った一日になりました。行き帰りの車の運転は私の役目です。秋田に来て少しうまくなった運転でお酒を飲んだ両親を送迎しました。私も花火見ながらお酒飲みたかった……(笑)。
翌日、両親は「秋田最高だった!」と言って帰っていきました。少しは親孝行できたかな。いつもありがとう。
(朝日新聞秋田版 2024年5月17日掲載)
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厳しい寒さが続く日も徐々に少なくなり、春が近づいています! 先月開幕したサッカー・Jリーグ。スタジアムでサッカーが楽しめる、小中学校で競技を経験してきた私にとっては待ちに待った季節です。
ブラウブリッツ秋田はアウェーでの連戦を終え、16日にホーム開幕戦を迎えました。
いつもは、全体の選手の動きが見えるのでメインスタンドで観戦していましたが、今回のホーム開幕戦は秋田サポーターの皆さんと一緒に声を出したいと思い、人生で初めてゴール裏から観戦することにしました。
秋田サポーターに囲まれるなか、選手がウォーミングアップ前に歌う「秋田県民歌」に胸が高まり、サポーターと選手・スタッフが一体になる瞬間を肌で感じました。試合が始まると、90分間途切れることがない「チャント」(チーム応援歌)にジャンプ! 歌い続けた私ののどはなんとかギリギリ耐えてくれましたが、跳びはねながらの応援でふくらはぎが悲鳴をあげたため、終盤は声だけで応援していました(笑)。
リーグ戦はまだまだ序盤。今年は1試合でも多く試合に行き、のどとふくらはぎを鍛えながらチームを応援します!
(朝日新聞秋田版 2024年03月29日掲載)
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