季節の変わり目、思い出抱えて

中島 千歩

 少しずつ暖かい日も増えて、春の訪れを感じますね。

 この、冬から春にかけての、日が少しずつ長くなっていくころが、気分も明るくなる感じがして好きです。ただ同時に、冬が終わってしまう寂しさも感じています。

 こちらの写真、大の字になって寝ている……わけではありません。雪が積もったうれしさのあまり、背中から雪にダイブした瞬間です。京都出身の私は、これまで雪が少ない環境で育ってきたため、雪が積もるとうれしくなるんです。

 秋田県民として最初の冬を過ごした昨季も、スキー場の取材の際、雪に飛び込みました。フカフカの雪に飛び込む、あのスポッとする瞬間がたまりません(笑)。

 ほかにも、大きな雪だるまを作ったり、小さなクマの雪像をたくさん作って会社の玄関に並べたりと、この冬もたくさん遊んで楽しむことができました。来年こそはウィンタースポーツにも挑戦したいです。

 季節の変わり目、楽しかった思い出をいっぱい抱えて、新たな季節も元気いっぱい頑張ります!

(朝日新聞秋田版 2025年3月14日掲載)

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中島 千歩

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