2026年10月29日 18時33分
公務員宿舎の共益費横領やオンラインカジノで賭博を繰り返したとして有罪判決が確定した裁判官を辞めさせるか判断する弾劾裁判が始まりました。
森本暁史裁判官(52)は、県内の簡易裁判所に勤務していた際、国家公務員合同宿舎の管理組合で住人から集めた共益費あわせて270万円余りを横領、またスマートフォンなどを使いオンラインカジノで賭博を繰り返したとして常習賭博と業務上横領などの罪に問われ、懲役3年・執行猶予4年の有罪判決が確定しています。
森本裁判官は裁判官を辞めさせるかどうかを判断する国会の弾劾裁判所に訴追され、28日初公判が開かれました。
森本裁判官は訴追内容を認めました。訴追委員は冒頭陳述で、動機についてクレジットカードの支払いに困窮し海外FXを始めたものの借金が増え、さらに原資を増やすことを考えてオンラインカジノ賭博や横領を行ったと指摘しました。
上川陽子訴追委員長は「極めて大きい国民の信託に対する背反であり著しい非行と評価されるべき」として、罷免の判決が相当と主張しました。
裁判の最後に森本裁判官は「私の愚かな行為でこのようにご迷惑をかけて申し訳ございません」と謝罪しました。
裁判はこの日で結審し、次回、判決が言い渡されます。
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