去年、新聞配達をしていた女性が死亡したひき逃げ事件で、危険運転致死などの罪に問われていた男に懲役10年の実刑判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、北秋田市の無職・鈴木大和被告(37)は去年2月、北秋田市で友人らと酒を飲んだ後、運転操作が困難な状態で普通乗用車を運転しました。
鈴木被告は、自転車に乗って新聞配達をしていた当時56歳の女性を後ろからはね死亡させたほか、助けずに立ち去り女性の私物などを用水路に捨てるなどして、危険運転致死とひき逃げの罪に問われていました。
11日の判決公判で、秋田地裁の岡田龍太郎裁判長は「アルコールの影響で強い眠気に抗えていなかったにもかかわらず運転を継続し、反射ベストを着用していた女性に気が付かなかった」「危険運転致死と認定できる」などと指摘。謝罪の意思を示しているものの、裁判で不合理な弁解を繰り返し、自己保身をしているなどとして、懲役10年の実刑判決を言い渡しました。検察側の求刑は懲役12年でした。