新たなサッカースタジアムの整備に向けてブラウブリッツ秋田が経済4団体などと協力し、民間資金を調達するプロジェクトを立ち上げました。
12日秋田市で開かれた記者会見では、ブラウブリッツ秋田の岩瀬社長から「みんなでつくる秋田のスタジアムプロジェクト」というプロジェクト名が発表されました。ブラウブリッツ秋田と県商工会議所連合会などの経済4団体、県サッカー協会が協力して実施します。12日から特設サイトを立ち上げ、オンライン寄付の受付を開始しました。県民・市民、企業から広く参加を呼びかけます。
【ブラウブリッツ秋田・岩瀬社長】
「目指しているスタジアムは秋田の皆様の日常になるスタジアムです。このスタジアムは自分たちで作ったんだと、そう感じて頂ける場所にしたいと考えています。スタジアムはクラブだけのものではありません。秋田に関わる多くの皆様とともに築く秋田の未来の拠点です」
ブラウブリッツ秋田は、これまでの観客動員実績や建設後の収益の観点から、1万人規模のスタジアムを望んでいます。秋田市の試算では、1万人規模の整備費はおよそ199億円で、国の交付金を差し引いても県と秋田市、ブラウブリッツ秋田の3者の負担額は120億円を超える計算です。県が示した方針案では、負担の割合を県と秋田市で半分と提示していて、60億円以上を民間で調達することを求めました。
秋田県の鈴木知事や秋田市の沼谷市長も出席して7日に秋田市で開かれた石井浩郎参院議員の政治資金パーティーでは、会が閉じようとした時、こんな一幕がありました。
【来場者】
「秋田市の発展を心配する秋田市民なんですけど、スタジアムどうなるのかって、ここに集まっている方もその話を市長から聞きたかったと思うんですよね。市としてはスタジアムを作るという方向でいくのかいかないのか、何がどうなっているのか」
【秋田市・沼谷市長】
「きょうは石井参院議員を励ます会ということでありまして、スタジアム問題を語る会ではないものですから、この後会場を出て個別に私自身の考えをお伝えしたいと思いますができない、やらないということではなくて、できる条件、状況を出して今、協議をさせて頂いている。よろしくお願いします」
県民、秋田市民が高い関心を寄せるスタジアム問題を巡って、秋田市の沼谷市長は、11日ホーム開幕戦の報告に訪れた岩瀬社長に対しこんな言葉をかけていました。
【秋田市・沼谷市長】
「期間の制約があり色々な意味で大変だとは思いますけれども、ぜひこのチームの皆さんの奮闘というのを一番岩瀬さんが感じていると思いますから、それに負けない資金調達の快進撃をお願いしたいと思っています」
ブラウブリッツ秋田は今後、募金箱の設置やクラウドファンディングも行う予定です。具体的な期間や金額の目標については、整備主体や整備費の議論が調整され次第、しかるべきタイミングで報告するとしています。