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雄物川高バレー部の宇佐美元監督を懲戒免職 秋田県教委 複数の部員に体罰や暴言「馬鹿」「地元に帰れ」

2025年11月07日 19時27分

複数の部員に対し体罰や暴言があったとして秋田県立雄物川高校男子バレーボール部の監督を務めていた宇佐美大輔教諭(46)が7日付けで懲戒免職処分となりました。

秋田県教育委員会によりますと、雄物川高校バレーボール部の元監督宇佐美大輔教諭は、おととし2023年4月から今年2025年9月にかけてバレーボール部に所属する複数の部員に対し平手や拳、靴でたたくなどの体罰を行ったほか「馬鹿」「地元に帰れ」などの暴言を浴びせたとされています。聞き取り調査を実施したところ、現在在籍している部員31人のうち14人が体罰を受け、13人が暴言を受けたと話したということです。
バレーボール選手として元日本代表の経歴を持つ宇佐美元監督は2014年から母校の雄物川高校でバレーボール部を指導してきました。体罰や暴力についておおむね認めていて「本当に申し訳なかった」と話しているということです。
秋田県教育委員会によりますと、高校教員の体罰を理由とする免職は初めてです。