2026年10月15日 19時36分
JR鷹ノ巣駅構内に親子クマが出没した想定のもと訓練が行われました。JR東日本秋田事業本部として初の試みとなった駅での緊急銃猟訓練で、参加者たちは実施の手順を確認しました。
去年実際に駅構内でクマが目撃されたという鷹ノ巣駅。駅構内に出没した際の迅速かつ的確な対応力の向上をめざして訓練は行われました。15日、JRの社員のほか県や北秋田市、警察、地元の猟友会などおよそ60人が参加しました。訓練は線路内で子グマと列車が衝突し、その様子をうかがう親グマが駅北側の林にとどまっているという想定です。まずは駅員が安全確保のためにホームにいる乗客を待合室などの屋内に避難誘導。その後JR社員が県の担当者、警察、猟友会のメンバーらと緊急銃猟を実施するかどうか協議します。ドローンを飛ばし赤外線画像を使ってクマの動きや行方なども確認されました。
クマの追い払いが困難と判断され、緊急銃猟実施を決定。駅にいる客や周辺の住民の安全確保が第一優先となるため、打つ場所や周囲の状況など何度も検討が重ねられます。列車がホームに入らないための抑止や周辺道路の通行止め、市民への広報などの対応をし、発砲までの態勢を整えました。
JR東日本秋田事業本部によりますと4月1日から8月24日までの間、管轄内で42件の目撃があり、列車との衝突は1件でした。件数は去年より減少しているものの冬眠までのこれからの時期は出没の恐れが高まります。JR東日本秋田事業本部は駅構内でクマを目撃した時は屋内への避難を優先し、駅員への情報共有をするよう呼びかけています。
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