高田 美樹
夏の甲子園も大詰めです。見逃せない熱戦ばかりで、いつもはのんびり寝ている休日の朝もしっかり起きて試合をチェックしています。
秋田代表は6年ぶりの出場となった金足農業。福岡・西日本短大付属との試合はリードを許す展開の中、6点を追いかける九回の攻撃。3連打で1点を奪い、秋田大会でホームランを打った相馬選手の犠牲フライでさらに1点! さらに2点差まで迫り、中継からでも伝わってくる球場の熱気、すごかったですね。
追い上げ及ばず初戦敗退となりましたが、6年前と変わらず応援したくなるチームであることをうれしく思いました。先輩たちの良さを引き継ぎながら新たなチームの雰囲気をつくってきたのは高橋佳佑主将。6年前はスタメンが全員3年生。今年は1年生から3年生までが一緒にグラウンドに立ち、全員が堂々とプレーするチームでした。
高橋主将がつくってきたチームの姿は来年、再来年へと引き継がれていくはず。甲子園での戦いを糧に新チームがどう成長していくのか楽しみです。
(朝日新聞秋田版 2024年8月23日掲載)
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