高田 美樹
高校野球の春の秋田県大会が開幕。高校野球の取材に携わり8年目を迎えますが、かつて選手やマネジャーとして取材した方と、いまは報道記者として同じ現場で出会うことがあったり、「選手の弟」としてインタビューした小学生が高校球児になっていたりと、月日が経つ早さも実感しています。
先日、金足農業高校で懐かしい人に出会いました。2018年夏の甲子園準優勝メンバーの高橋佑輔さん。昨年からコーチとして後輩をサポートしています。お話しした中で特に印象に残ったのは、いまのチームについて聞いた時のこと。「やりますよ」。そう話す高橋さんの表情が、当時甲子園を前に自分たちの力を試そうと意気込んでいた姿と変わらずうれしくなりました。
2018年は私も様々な初めての仕事を経験させてもらえたころで、プレッシャーのなか、選手たちから「挑むことの楽しさ」を教えてもらい、頑張れたことがたくさんありました。
再会に感謝! 気持ちで負けず8年目のシーズンに挑みたいです。
(朝日新聞秋田版 2024年5月10日掲載)
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