夢の高校野球実況デビュー 楽しい日々

金井 鉄馬

 7月、夏の高校野球秋田大会の実況を担当しました。今年4月に入社してから3カ月が経ち、アナウンサーとして一つの夢をかなえることができました。スポーツ実況に携わることができて幸せです。

 実況に興味を持ったのは子どものころからずっと見てきたスポーツ中継がきっかけでした。選手やチームの情報を挟みながら、試合の熱気を伝えるアナウンサーに憧れました。

 初めて実況する日までの間、選手や監督から話を聞く時間、資料を作る時間、実況の練習をする時間、どうすれば放送がより良いものになるのか考えるのが本当に楽しかったです。

 先輩方から多くのアドバイスを受け、実況デビューの日を迎えました。実況するのが夢でアナウンサーになった私にとって、放送席からの景色は最高でした。

 しかし、いざ放送が始まると緊張でミスを連発。反省点も多く、この瞬間が一生に一度しかない選手たちに、大変申し訳ないことをしたと感じました。

 今年の経験を来年以降につなげて、いつか選手たちに試合の実況を自慢してもらえるくらい、ビッグな実況アナウンサーになれるよう努力を続けます。

(朝日新聞秋田版 2023年8月25日掲載)

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3人の新人、同期の存在大きく

金井 鉄馬

 みなさん、初めまして! 秋田朝日放送新人アナウンサーの金井鉄馬(てつま)と申します。長野生まれ、神奈川育ち、10月で24歳になります。3月までは父と母と弟の4人で暮らしていて、4月から初めての一人暮らしをしています。毎日のご飯に洗濯や掃除、両親のありがたみを感じる日々です。

 新しい環境にまだまだ全然慣れませんが、出会った方々はみんな優しく、毎日楽しく過ごしています。私にとって、特に同期の存在が大きいです。

 しっかり者に見えて結構天然な一つ年下の中島(千歩アナウンサー=写真右)は、夕方になると私の机に近づいてきて「はい! これあげる!」と満面の笑みでお菓子をくれます。先日はラムネでした。おいしかったです。

 せっかちでいつも忙しそうにしている一つ年上の大久保(香穂アナウンサー=写真中央)はたまに、「何か手伝うことある?」とドヤ顔で聞いてきます。心強いです。

 秋田県民のみなさん、これから3人の新人アナウンサーをよろしくお願いいたします!

(朝日新聞秋田版 2023年6月9日掲載)

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金井 鉄馬

KANAI TETSUMA

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