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仙北市で集落孤立を想定し防災訓練 大雨災害時など物資輸送の課題は? /秋田

2026年10月16日 19時44分

大雨などの災害で集落が孤立したことを想定した訓練が仙北市で行われました。支援物資の輸送については、今回の訓練をきっかけに見直す部分もあります。

訓練は、大雨による土砂崩れで国道が通行できなくなり、仙北市・上桧木内の集落が孤立したという想定です。拠点となる避難所に地域住民などが集まり、個別のスペースを確保する役割も担うテントの組み立て方などを確認しました。参加した70代から80代の高齢の女性たちも自分たちで組み立てることができました。避難所で使う様々なアイテムに触れることで、心の備えもできたようです。

ただ、これらのアイテムはこの避難所に常備されているものではありません。広いエリアに集落が点在する仙北市は、備蓄品を市役所の各庁舎などにまとめて保管し状況に応じて各避難所へ運ぶことにしています。消費期限などもあるため、一括して管理するためです。しかし、今回のように道路が寸断されたうえ悪天候が長く続くと、ヘリコプターなどでの輸送も困難なケースが想定されます。

実際にこの日の訓練でもヘリによる物資の輸送や救助訓練も想定していましたが、悪天候により中止となりました。

【米田裕之・県危機管理監】
「天候が悪く支援もすぐに来れない状況がよくわかった。最悪の状態を想定して地域でできることが何なのか、公助の手が伸びるまで何ができるのか改めて考えてもらえれば」

仙北市では今回の訓練を踏まえ、救援物資を一部の避難所にも配置するということです。訓練で見えた課題をクリアしながら、いざという時の備えを強化します。