母校の後輩たちに勇気もらう

高田 美樹

 先月、私の母校である中央大学の準硬式野球部が三種町を訪れていると聞き、スカルパ野球場に行ってきました!

 硬式球と軟式球の中間のようなボールを使う準硬式野球。チームはほぼ毎年この地域で合宿をしていて、その歴史はもう40年以上になるそうです。三種町で汗を流した選手たちは、その後行われた大学生日本一を決める第77回全日本大学準硬式野球選手権で見事2連覇を果たしました!

 中でも決勝戦で6回無失点の投球で連覇に貢献したのは、能代松陽高校時代に取材した三浦凌輔投手。三浦投手は2022年夏の甲子園に出場するも初戦敗退。甲子園後の取材で「この経験をこれからの人生に生かしていきたい」と話してくれたことが印象に残っています。そんな三浦投手がさらに努力を重ね、大学でも欠かせない選手になっていたことがすごくうれしかったです。

 後輩たちの頑張る姿に勇気をもらった夏になりました! まだまだ続く野球シーズン、三種町で培ったパワーで頑張ってほしいです!

(朝日新聞秋田版 2025年9月5日掲載)

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高田 美樹

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