24歳の贈り物 同期の「名刺」に感激

中島 千歩

 5月、24歳になりました。やっぱり誕生日は特別ですね。毎年、ワクワク、ソワソワ、少し緊張もしながら、年齢を重ねています。

 特に今年は忘れられない誕生日になりました。5月9日、同期の仲間がお祝いに集まってくれたんです。それぞれ仕事が忙しいなか、誕生日当日にお祝いしてもらえて、私は本当に幸せ者だなと実感しました。

 きれいなお花や花瓶など、素敵なプレゼントをいただいたのですが、中でも一番うれしかったのが「名刺」。実は花瓶の底にみんなの名刺が入っていて、最初は驚きと同時に笑いが込み上げてきました。しかし、一枚一枚見てみると、手書きのメッセージがありました。ユーモアにあふれる、気持ちのこもったプレゼントに心が温かくなりました。

 切磋琢磨(せっさたくま)しあえる良きライバルでありつつ、仲の良い大切な同期。私にとって、かけがえのない宝物です。そんな大好きな仲間たちに負けないように24歳も全力で頑張ります!

(朝日新聞秋田版 2024年6月7日掲載)

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中島 千歩

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