2026年09月28日 19時20分
空き家となった価値がほとんどない建物をどうするべきか。維持をするにも多くの悩みが出てきます。空き家の手放し方など困りごとの解決策を学ぶセミナーが開かれました。
総務省の2023年の土地家屋調査によりますと、にかほ市の空き家は1620軒。空き家率は16.4%と県平均を上回っています。にかほ市では、空き家の抑制と活用を図ろうと空き家情報登録制度を設け、ホームページなどで紹介しているほか、地域おこし協力隊が移住希望者との橋渡し役になり、空き家を紹介するなどの対策に取り組んでいます。
26日に開かれた「売れない空き家セミナー」は、空き家に困っている市民に解決の選択肢を増やしてもらうのが狙いです。
話題は雑草が生い茂っているなど、管理が行われていない「管理不全空き家」に。行政の指導に従わないと土地や建物にかかる固定資産税が、最大で6倍に増えることなどが紹介されました。
にかほ市には、こうした空き家が去年の段階でおよそ30軒あります。築年数が20年を超えると建物の価値はほぼなくなり、50坪程度の建物を解体するにもおよそ300万円から400万円の費用がかかります。土地や建物の買い手が現れても、マイナスとなるケースが多いということです。そこで提案されたのが、空き家の専門会社の活用です。
【相続・空き家コンサルタント 小出拓さん】
「その後の土地の維持管理費用や建物の管理費用なども含めて、土地と建物をまるごと引き取ってもらうことができるようになっている。比較的低い値段で叶えられる有効な選択肢としてあげられる」
さらに将来の対策として、健康なうちに実家の管理権限を家族などの信頼する人に与え、いざというときに家族などが管理する家族信託という方法も紹介されました。
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