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度重なる大雨で農業に影響 セリのほ場に土砂が流れ込み収量激減 /北秋田市

2026年09月03日 19時49分

相次ぐ大雨で農業への影響も出ています。北秋田市では大雨で、セリのほ場に土砂などが入り込む被害が出ていています。

例年この時期は「夏セリ」の収穫作業に追われているはずのほ場。3日朝は人の姿がなく、時折雨と近くを流れる川の音だけが聞こえていました。北秋田市綴子の山あいにある田子ケ沢地区は、古くから伝統野菜としてセリを栽培しています。毎年7月から9月中旬にかけて県内でも珍しい「夏セリ」を収獲し、地元の産地直売所などに出荷してきました。
しかし、27日からの大雨で近くを流れる綴子川の水がほ場に流れ込み、今年はセリの収穫に影響が出ています。さらに、泥は冬に出荷する分のセリを育てようとしていたビニールハウスにも入り込んでしまいました。

生産者の斎藤さんによりますと、今年の収穫量は例年の3分の1くらいになる見込みだといいます。去年までは、斎藤さんを含めて田子ケ沢地区の2軒の農家がセリの栽培を行っていましたが、今年は斎藤さん夫婦だけがセリを出荷をしています。担い手不足に追い打ちをかける大雨被害。斎藤さんは、伝統を絶やすわけにはいかないと、もう一度セリが生育できるほ場の整備を行うということです。