2026年08月14日 19時05分
8月15日は終戦の日、そして14日は秋田市の土崎空襲から81年です。
戦争の記憶を未来へとつなぐために、演劇を通して語り継いでいこうと秋田市の短大生の動き出しました。空襲の記憶を絶やさないために…。秋田市にある聖霊女子短期大学の演劇部が11日に公演したのは、土崎空襲を題材にした演劇「永遠に紡ぐ(とわにつむぐ)」です。
1945年8月14日に起きた日本最後の空襲のひとつとされる「土崎空襲」。終戦前夜の14日の夜から未明まで、およそ4時間の間に1万2千発もの爆弾が投下され、250人以上の犠牲者と100軒以上の建物の被害があったとされています。終戦から今年で81年。戦時中を経験した人は減り、高齢化が進んでいます。聖霊女子短期大学の演劇部が公演した「永遠に紡ぐ」は、現代の女子高校生が、手帳を通じて戦時中の女学生と交流し、土崎空襲について知り、平和について考えるというストーリーです。この取り組みのきっかけは、聖霊女子短期大学の講師、菅野薫さんが学生と関わるなかで感じたある思いでした。戦争を知らない学生たちの生の声。感想を受けて菅野さんたちが行ったのは土崎空襲の被害者の声をまとめた証言集の朗読でした。そこには、戦争の傷跡が色濃く残る、生々しい描写の数々が綴られていました。