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スポーツ進学者数公表なく入試制度検証の報告書 秋田県議会から県教育庁の対応について批判の声

2026年08月04日 19時19分

高校のスポーツ環境と入試制度のあり方を検証する委員会が、この春県外に進学した人の数を把握できないまま報告書を提出しなければならなかったことについて、県議会から批判の声があがりました。

県議会の委員会で、スポーツで優秀な実績を持つ生徒が県外へ流出してしまう原因を検証する委員会が、7月に提出した報告書について議論が交わされました。報告書には、「委員の立場や認識の違いによって合意形成する難しさが浮き彫りになった」としたほか、「検証委員会とは別の枠組みでの検討が必要」と指摘したことが盛り込まれています。

また、今年度86人がスポーツを理由として県外に進学しましたが、県はこの人数を公表しないまま検証委員会の報告書が提出されました。4日の県議会では「こうした人数を会議で共有できれば、より議論が深まったのではないか」と質す声がありました。
高校入試制度などをめぐる今後の展開について鈴木知事は、「悠長な事を言っていては流出は止まらない。なるべくスピーディーにやってほしいと要望しているし、それなりに受け止めていただいたと感じている」と述べました。

県は、8月から4回ほど庁内の検討会議を開いたあと、外部有識者も交えた会議を開き、来年度中に方向性をまとめたい考えです。