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ハタハタ資源保護は? 今季は禁漁せず例年と同じ操業へ 「禁漁しても増加すると判断できない」/秋田

2026年11月02日 19時59分

県魚・ハタハタはいつまで秋田の冬の味として食卓にのぼり続けられるのでしょうか。禁漁も取りざたされたハタハタ漁。今シーズンの方向性について話し合われましたが、例年と変わらぬ対応が取られる方針で会議は終了しました。

議論が紛糾したのは今シーズンのハタハタ漁の方向性について沿岸・沖合・流通加工をする漁業者の代表と、県、水産振興センターが意見を出し合うハタハタ資源対策協議会です。近年、不漁が続くハタハタ。特に、産卵のため接岸する季節ハタハタを取る沿岸漁の状況は深刻です。昨シーズンは118キロと前のシーズンの5パーセントにも満たない漁獲量でした。

この状況から脱する一つの方法として4月の協議会では、禁漁期間を設けた方がいいのではないかという意見も出ました。
禁漁も視野に、海での調査や地区ごとの漁に対する意向の聞き取りが行われましたが、ほぼ全ての地区で今年も漁を行いたいと例年通りの操業を望む声が上がりました。

【水産振興センター 主任研究員・松井崇人さん】
「この状況で例えば10年禁漁したとして(資源が)増えるか増えないかというと、今の状況でいえば増えないと判断せざるを得ない」

話し合いの結果、今シーズンは禁漁せず、これまでと同じく目の大きな網を使い、漁をすることになりました。県水産振興センターは漁師らと協力し、卵=ブリコの確保や水中ドローンを使った調査を行い、資源確保に繋がるデータを引き続き集める方針です。