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秋田・由利本荘市の子吉川氾濫するまで 上流の降水で雨のピーク過ぎてから川が増水

2026年10月22日 19時00分

子吉川に氾濫特別警報が出されるまで時系列でみていきます。
秋田県で雨が降り始めたのは20日午後11時ごろ。そこからおよそ半日たった21日午前11時45分にレベル2氾濫注意報が出されました。
レベル3の氾濫警報に切り替わったのは21日午後3時55分です。ここから少ししておよそ300世帯に高齢者等避難の情報が出されました。午後5時の発表で、当たりが真っ暗になる前に早めの避難を呼びかけていたのだと思います。
ただ、そこから事態は急激に変わっていきました。21日午後6時15分にレベル4氾濫危険警報が、午後7時45分にはもっともレベルの高いレベル5氾濫特別警報が出され、由利本荘市が緊急安全確保を発表しました。そして午後8時15分森子地区の氾濫発生が発表されました。
状況は刻一刻と変化し、特に夜、暗くなってからの川の増水だったので、まだ大丈夫かと思わず早めの行動を取る事が大切だと改めて実感します。
5月に警報や注意報の名称などが変わりましたが、「氾濫」の情報は県内6つの大きな河川に出されるものです。
それでは一体どれほどの雨が降って子吉川は氾濫したのか。
アメダスで見ると、由利本荘市の矢島や笹子で130ミリ以上の降水が確認されていますが、アメダスの地点は県全体で37地点しかありません。
もっと細かく1キロ四方の細かさで雨を解析したデータで見ると、赤い表示24時間で250ミリ以上降った所があります。
気象台によると280ミリほどの雨が降ったとされています。
ここに、付近の川を重ねます。氾濫した子吉川に繋がっている川の付近で雨が多かったんですね。上流付近で大雨となり、雨のピークを過ぎてからもどんどん水が集まってきて川が溢れたという事がわかります。
大雨への注意・警戒は降っているその時だけれは終わりません。
地盤も緩んでいます。今一度自分が生活する範囲の安全な場所を確認してください。