2026年09月04日 19時25分
災害時の給水対応を見据えた訓練が秋田市で行われました。熊本地震でも被災地で支援にあたった海上自衛隊の船が登場し、連携を確認しました。
青森県むつ市を拠点とし災害派遣や輸送支援などにあたる海上自衛隊の支援艦「すおう」です。海上保安部や県、消防との合同訓練のため秋田港にやってきました。県内で大きな地震が発生し、秋田市内の広範囲で断水したという想定です。
生活に使う大量の水を船で運び、最寄りの港で消防や行政の給水車に移し被災者に届ける計画です。最大で4トンの水を積み込める消防の車両には、5分ほどで給水できるといいます。大きな船が入ることができない港には、小型の巡視艇に水を移し運びます。船から船へは問題はなく水を送ることができましたが、車両への給水は送水管の接続部分が合わないものがあり、そういった点も確認できたということです。
様々な機能を備え最大で140トンの水を積み込める「すおう」は、7月の熊本地震でも被災地支援にあたりました。給水や物資の運搬だけでなく、船内を解放して普段は乗組員が使っている風呂や洗濯機を被災者に提供したということです。災害で水を確保し供給するための対応は拡充されていて、それぞれの関係機関が対応を確認する機会となりました。