2026年08月31日 20時10分
今年のコメの概算金は、令和のコメ騒動と言われた去年から大幅に下がりました。
生産コストが上がる中、今後の課題は―
大潟村でコメの生産と販売に長年関わる涌井徹さんに聞きました。
▽大潟村あきたこまち生産者協会・涌井徹会長
「令和7年産の3万5千円のコメが売れ残りそして今売れ残ったから
資金繰りのために今投げ売りしているわけ。
その投げ売りしている価格と新米価格が連動しているわけ。
1万3~5千円の間で連動している市場価格と全く違う概算金が出たことによって
結局秋田県のコメは売れ残る可能性が極めて高い」
JA全農あきたが示した今年の概算金は
「あきたこまちR」「サキホコレ」ともに
2025年から約1万円引き下げられました。
▽大潟村あきたこまち生産者協会・涌井徹会長
「一般的に米価が安くそして生産コストが上がってきて
特に農業機械が高くなってきて農業を継続できなくなった
ということでやめるということは一挙に進んできたんだね」
コメの価格は低いまま生産コストが上がることで
全国のコメ農家は6年前で85万人、2025年で55万人、
4年後の2030年には25万人まで減り
平均年齢は74歳になると見込まれています。
▽大潟村あきたこまち生産者協会・涌井徹会長
「米価が高い安い高い安いを3年間やってきて
実態は一過性のものでそれに目を取られてどうのこうのではなく
本当の問題は農業者減少の加速であるというね、そこを見てほしいなと」
春に田植えをしてから毎日2時間半ほど
自分の田んぼを見て回るという涌井さんは
今年のコメの出来栄えを「近年にない大豊作」と予測しています。
雨の量や気温のバランスが良かったことから収量は多くなると見込んでいます。
涌井さんは9月10日ごろから稲刈りを始める予定ということです。