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車を走行中に猟銃の弾が当たった可能性 八峰町の事故から1カ月 負傷の女性行き場のない怒りが…/秋田

2026年08月20日 19時28分

八峰町で、国道を走行中の車のガラスが突然割れ、運転していた女性が耳にけがをした事故からまもなく1カ月です。猟銃の弾が当たったとみられる事故は、まだ警察の捜査が続いていて、けがをした女性は「どこに怒りをぶつけたらいいのか」と話します。

【けがをした女性】
「あの時、貫通した弾の跡を見て、もしかしたら死んでいたかもしれないという恐怖感。体の力が抜けるような感覚を今でもはっきり覚えている」

7月23日、八峰町の国道101号で青森県深浦町の60代女性が車を運転していたところ、突然耳が切れて出血するけがをしました。八峰町では事故当時、近くで猟友会がサルを追い払う「追い上げ」をしていて、流れ弾によるけがとみられています。女性が運転していた軽トラックの窓ガラスには、銃弾のような跡が残り、運転席のヘッドレストの真ん中あたりは貫通していました。
けがをした女性は、事故からおよそ1カ月経った今の状況として、耳鳴りがしたり、聞こえが悪くなったりと生活に支障があると不安げな表情で語ります。

八峰町に隣接する深浦町民にとって、買い物や通院など生活する上で必要だという国道101号。女性は事故が起きた場所を運転していると、今も当時のことがよみがえり身がすくむ感覚もあるといいます。また女性は、八峰町や事故当時サルの追い上げをしていた猟友会から連絡が無いことに強い憤りを感じていると話します。

【けがをした女性】
「怒りをどこへぶつけていいのかわからない。もしあなたたちの家族が同じような目にあったらどうしますかと聞きたい」

警察は地元猟友会や八峰町へ聞き取りをし捜査を進めていて、町は警察が捜査中であることから対応できないとしています。

【けがをした女性】
「たった1度でいいから、猟友会でも八峰町からでも一言ほしかった。そうすれば、まだ気持ちが落ち着くのではないか。もし、またあの辺で猟銃で駆除するようなことあれば、絶対抗議したい」

事故から1カ月、被害女性は行き場のない気持ちを抱えたままです。