2026年05月26日 19時51分
秋田県沖を震源として大きな被害をもたらした日本海中部地震から5月26日で43年です。男鹿市では、遺族や地域の人が津波の犠牲になった児童の冥福を祈りました。
1983年5月26日午前11時59分、秋田県沖を震源としたマグニチュード7.7の地震が発生し、その直後に津波が沿岸部を襲いました。秋田市などで最大震度5を観測したこの地震で、県内では83人が犠牲となり、このうちの79人が津波で亡くなりました。当時、男鹿市の加茂青砂の海岸には、北秋田市の旧・合川南小学校の4年生と5年生の児童13人が遠足で訪れていましたが、津波に流され亡くなりました。
43年が経った26日、海岸近くにある慰霊碑には遺族や地域の人の姿がありました。1人1人の名前が刻まれた慰霊碑は、加茂青砂地区に住む人たちが水拭きをしながら大切に守ってきました。地震が発生した時刻が近づくと遺族は海岸へ移動し飲み物や弁当を供え、手を合わせました。
当時、PTAの役員をしていた土濃塚謙一郎さん(81)は、津波の知らせを受け、学校で子どもたちの帰りを待っていました。
【土濃塚謙一郎さん(81)】
「43年間忘れることない。ちょうど10歳だったからうちの娘は、そうするともう53歳だな。早いような短いような感じ」
月日が経っても変わらない思いで、それぞれの家族に思いを馳せました。
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