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風力発電の羽根折れる事故続き 鈴木知事「大変深刻な状況」「地方自治体にも権限を」 /秋田

2026年04月15日 19時09分

鈴木知事は男鹿市で起きた風力発電の羽根が折れる事故を受け、自治体の関与を求め続ける考えを改めて示しました。また、クマ対策もさっそく動きがありました。

4月から始まった新たな県の総合計画の中では、2040年の秋田のイメージがイラストで示されています。そこにも描かれている風力発電とクマについて、15日の会見の主な内容となりました。
男鹿の風車の事故について、事故翌日の13日、県内で風力発電所を運営している約60の事業者に対し、適切な保守管理を求める文書を出したと明らかにしました。

【鈴木知事】
「県の出来る事は非常に限られているので、権限を越えるものについて国にしっかりと動いてもらわないといけない」

風力発電について、現行の制度では設置の許可を出す権限は国にあります。義務付けられている保守点検の状況報告を受けたり、安全策を決めたりするのも国で、自治体にはほとんど権限がありません。秋田市で起きた去年の風車事故以降求めている地方自治体の関与について、今後も要望し続ける考えを示しました。
また、今年も警戒感が高まるクマ対策については「全方位で全段階の手段を講じていかなければならない」と述べました。
3月中旬から5月末まで行われる春の管理捕獲で、これまでに2頭捕獲したという事です。県は、捕獲のためにハンターが山に入る事で、人の存在感をクマに示し、出没の頻度を減らしたい考えです。