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放送番組審議会

放送番組審議会 2019年6月11日(火)開催
第269回「輝石の詩file⑬ URUSHIをつなぐ~川連漆器を未来へ~」
2019年6月11日(火)に開かれた当社番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回はAABのドキュメンタリーシリーズ「輝石の詩」の第13弾、3月30日(土)放送「URUSHIをつなぐ~川連漆器を未来へ~」について審議委員から意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 伝統工芸品の川連漆器を取り巻く現状を、製作する職人・使う人・販路拡大・他工芸品とのコラボレーション・伝統継承など、さまざまな角度から切り込んで、丁寧に作っている。(川連漆器に限らず)秋田の優れた工芸品のこれからの在り方についてヒントを与えてくれるような秀作だった。
  • 番組の主人公・蒔絵職人の攝津広紀さんの「お客さんの声を聞く」「技術を生かしながら個性的な作品を作る」という、従来にはあまりなかった積極的な取り組み姿勢がよく描かれていた。攝津さんの表情、コメントともに深いものが引き出されていて、人柄が伝わってきた。
  • 川連漆器そのものの魅力を伝える部分が少なく、なぜそれが伝統として残ってきたのかの説明が薄かった。番組制作にあたり、なぜこれを題材に選んだのか、何を一番伝えたかったのかが曖昧な印象。
  • 藤盛由果アナウンサーのナレーションは安定感があった。しかし、体言止めや語尾の「だ。」「である。」が硬く強い感じに聞こえた。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 数年前に「サタナビっ!」で攝津さんを取材した際、その人柄や作品のすばらしさに触れた。以来、もっと広く知ってもらいたいという思いがあり、番組化にこぎつけた。非常に懇意にしていただき協力的だったので引き出せた表情やコメントがある。
  • 取材を進めていくうちに内容が膨大になり、焦点を絞り切れなくなってしまった。
  • 自社制作番組なのでナレ―ションは自社のアナウンサーでというこだわりがあり、藤盛を起用。番組テイストや登場人物がほとんど男性であることから女声が合うかと思ったが、文体が硬かった。
今回頂いたご意見は今後にいかしていきたい。

次回(7月)は、テレビ朝日系列全国番組審議会の議題「“少子超高齢化時代”におけるテレビの使命」についてご意見を頂く事としました。
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