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放送番組審議会

放送番組審議会 2021年7月6日(火)開催
第290回 系列番組審議会委員代表者会議 議題「ジェンダー平等のためにテレビのできること」
2021年7月6日(火)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、10月に開催される系列番組審議会委員代表者会議の議題「ジェンダー平等のためにテレビのできること」について、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 「女だから」「男だから」は、育つ過程の中で言われてきたし、物心ついた時からテレビでも見てきた。家庭や地域の大人のやり取りを通して、「男と女の立場は違う」という考え方や記憶が無意識のうちに形成されたと思う。こうした出来上がった価値観を次世代の子どもたちが持たないような、フラットな情報提供をしていくことがテレビの役目だと考える。
  • 80年代は「女性」を商品化するような深夜番組が多々あった。そういう時代に育ち、青春を過ごした年代が今のテレビを作っている。テレビ番組で女性蔑視の傾向があるのは、かねがね感じていて、バラエティなどは男性目線だと思う。女性目線の番組作りが追いついていない。
  • 「らしさ」も大事ではないか。「女性らしさ」「男性らしさ」が残る番組でないと面白くなくなるように思う。世の流れとしてはジェンダーフリーなのだろうが、テレビの中には「らしさ」が残ってもいいのではないだろうか。
  • なぜそれが差別になるのか、なぜそれがNGなのか、意見交換できる場があればいいと思う。その手段となるのがテレビだと思う。
  • ジェンダー平等には職場の問題が大きい。企業や団体等の現状、問題解決への取り組み、その成果を紹介し、社会全体のムーブメントに結び付くように世論を盛り上げていく事がテレビのできることと考える。
  • 生物学的性別とか、マイノリティへの配慮とか、男女同権とか、機会均等とか、SNSなどでは違うことをまぜこぜにして都合よく「平等」理論を発信していて、意見集約がなされていない。マスメディアであるテレビでは多様な意見を取り上げて報道してほしい。個体差まで画一的に平らにしようとするのは、誤った認識ではないだろうか。
  • 民放各局では、ジェンダー平等に関わる数値目標や行動計画を作成しているのだろうか。ないのであれば必要だと思う。それにはジェンダー平等の観点から番組内容を監修することも含まれてくるだろう。
  • この業界の変化は時代とマッチしているのか。時代の変化と、視聴者が観たい番組に対する放送局の変化がなければ、この先、テレビの役割が他に変わってしまうのではないかと思う。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • ジェンダー問題はテーマ自体が、環境や立場などにより捉え方が人それぞれで、複雑で難しいテーマだと認識している。
  • 女性の管理職登用やコンテンツ作りのあり方など、まだまだ十分ではない。変わる時に意識的に変わらないと変化に乗り遅れてしまう。これからはスピードが問われる時代になると感じている。
  • ニュースの現場からも提案できることは、日々、積極的に伝えていきたい。
8月は休会、次回は9月7日(火)。課題番組は未定です。
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