あいたいAAB

藤盛 由果

宝塚合格 彼女の初舞台に涙

兵庫県宝塚市に行ってきました。コロナ禍以降、久しぶりの県外。飛行機に乗るのも小豆色の阪急電車に乗るのも、流暢な関西弁のやり取りを聞くのも・・・・・・。何もかもが新鮮に感じられ、マスクの下は常にニヤニヤ。ある意味、マスクがあって良かったのかもしれません。写真の通り、手塚治虫記念館の観光など楽しみましたが、一番の目的は宝塚の舞台を見ること。
 2年前の春、宝塚音楽学校の入学試験に合格した一人の女の子を取材させていただきました。宝塚に入りたいと思ってから約半年での受験、そして合格。大好きな芸事を学べるので今は楽しみしかない!と、はじけるような笑顔でインタビューに答えてくれました。今回、そんな彼女の初舞台を幸運にも観劇することができたんです。
 上演中、私の涙腺は緩みっぱなし。どんなにハンカチで抑えてもマスクまでぬれてしまうほど。涙のせいで、視界は常にピントが合っていない状態でしたが、彼女が2年前のインタビュー時以上の笑顔で舞台に立っていたことだけは、ハッキリと伝わってきました。
 それにしても、自分でも驚くほどの涙の量・・・・・・。いい涙活になりました。

(朝日新聞秋田版 2022年07月01日掲載)

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