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去年よりもクマの目撃激減も…鹿角市で収穫前のリンゴの食害相次ぐ

2026年11月05日 19時04分

去年と比べてクマの目撃や被害はだいぶ減った印象ですが、
冬眠を前に気を引き締めていかなければなりません。
鹿角市の畑で10月末からきょうまでにクマとみられる動物に
リンゴが食べられる被害が相次いでいます。
近くにはクマのものとみられるふんもありました。
トレタテ!が向かったのは鹿角市十和田錦木のリンゴ畑です。
被害があった畑には折れたリンゴの枝が置かれていました。
警察と鹿角市によりますと10月30日からおとといにかけて
鹿角市十和田錦木の畑で収穫前のリンゴ120個が食べられたり、
枝ごと折られたりする被害が相次いでいます。
さらにきょうは近くの別の畑でリンゴが食べられた跡が見つかりました。
いずれもクマによるものと見られています。
被害があった現場周辺はリンゴ畑が広がっていて、
いまはフジの収穫が盛んに行われています。
クマによる被害が相次いでいることから
被害が出ていない畑の園主も急きょ、電気柵をはる場所を新たに追加するなど
対応に追われていました。
池田さんの畑は被害があった場所の隣にあります。
収穫までの間クマによる被害が出ないことを祈っています。

今年のクマの出没傾向をクマダスの情報から見ていきます。
赤が昨年度、青が今年度の目撃件数を表しています。
去年は秋にグンと件数が増えました。
1カ月で5500頭以上ですよね。
少し意外なのが、春、そして夏の始めごろまでは
今年の方が目撃件数多かったんですね。
千秋公園や本荘公園など人里での目撃ありました。
環境省によると、春から夏にかけて特に人の生活圏で出没が見られるのはオスで、
親から離れて分散行動をするためです。
さらに山では、冬眠から目覚め山菜や木の実を食べるクマと山に出かけた人が
出会ってしまう時期でもあります。
しかも、人身被害や目撃が多い場所もその多くが山です。
クマの生活圏に我々が入っていき、対策が不十分だったりすると…という事ですね。
問題は秋の増加です。人身被害が過去最多となってしまった去年は
ここでの伸びが顕著です。
環境省は、秋の出没はブナ科の実がどれだけ実をつけるかで
大きく変わるといいます。去年は凶作でした。
去年、そして同じく人身被害が多かった2003年度は
特に夏から秋にかけて起きた人身被害の発生場所はおよそ8割が人の生活圏です。
食べ物がなくて人里におりてきてしまうとみられます。
この年をきっかけとして藪の刈り払いや電気柵の設置強化、
ハンターを増やす取り組みを進めるなど対策が強固なものとなってきている事も
減少の一因と思います。
しかし、現在も出没注意報が出され油断はできません。
食べ物を外に置かない、音で人の存在を知らせるなど
クマ対策の徹底を今一度徹底しましょう。