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「預金の引き出し限度額を引き上げたい」秋田牛島郵便局の職員が連携し詐欺被害を防ぐ

2026年08月28日 19時10分

巧妙化する特殊詐欺の被害が相次ぐ中、秋田市の郵便局では顧客への丁寧な対応が被害の未然防止につながりました。
警察から感謝状が贈られたのは秋田牛島郵便局です。先月、窓口を訪れた秋田市の50代の男性が「預金の引き出し限度額を引き上げたい」と申し込んできたといいます。
引き上げには理由を聞くきまりになっており対応した局員が詳しい事情を尋ねました。「きょうまで政府の補助が申請できる」というラインの広告を見つけた男性。
指示に従って操作を進めると架空の「担当者」とやり取りをすることになりその中で引き出しの限度額を上げるよう指示されたということです。
一連のやりとりを聞いた郵便局は詐欺のおそれがあると判断して近くの交番に通報し被害を未然に防ぐことができました。
今回は被害を未然に防ぐことができましたが、特殊詐欺の被害は後を絶ちません。
県警のまとめによりますと、先月末時点の被害件数は今年88件で、被害総額はおよそ5億6070万円となっています。
件数・被害額ともに去年の同じ時期と比べ減少していますが、被害が増えている手口もあります。
SNS型投資詐欺が最も多く17件でおよそ2億9000万円、次いで警察官を騙る相手に金をだまし取られる被害が16件でおよそ1億4000万円にのぼります。
手口は様々ですが共通点はあるようです。
県警によりますと、全国的にみると被害者への最初の接触は全体の8割が電話によるものだということです。
そうした現状を踏まえ、警察庁が推奨しているのが詐欺対策アプリの導入です。
「+」から始まる国際電話や過去に特殊詐欺で使われた電話番号を遮断できるということです。
「詐欺対策アプリ」や「詐欺バスター」などで検索してみてください。