2026年07月02日 19時10分
秋田県能代市にあるJAXAのロケット実験場に水素を使った研究を行う新しい区画が誕生しました。
能代ロケット実験場は、宇宙航空研究開発機構JAXAの付属研究施設のひとつです。1962年の開設以来、ロケットエンジン技術の研究など多くの研究と実験が行われています。
おととし=2024年12月から工事が始まっていた南地区が3月に完成し、その全貌が明らかになりました。南地区は、国内最大規模となる液体水素の実験場です。
巨大なタンクには今までの実験区画に置かれたタンクのおよそ1.5倍の容量となる47立方メートル分の液体水素を貯蔵できます。
実験に耐えられる頑丈なピットや、タンクへの引火を防ぐ厚いコンクリートの壁、リモート環境の整備などにより、高いリスクの実験を安全に行えます。
2日に行われた完成記念式典では、JAXAの山川宏理事長が期待を語りました。
【JAXA・山川宏理事長】
「宇宙開発の歴史の中で大きな役割を果たしてきた能代ロケット実験場が水素社会の実現に向けた研究活動の拠点として新たな役割を、皆さんのご協力の下で担い始めることを大変心強く感じております」
能代から宇宙へ、そして脱炭素に向けたカギ「水素」への挑戦が始まります。
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