2026年06月10日 18時50分
クマの出没や人身被害は県内の観光に影響を及ぼしています。北秋田市ではクマと正しく向き合い、地域の観光資源に繋げようと内陸線沿線の観光とクマ被害の現状を学ぶ研修会が開かれました。
北秋田まちづくり観光協会が開いた企業向けの研修会です。北秋田市に古くから伝わる「マタギ」の文化を共有し、クマについて正しく理解してもらおうという取り組みです。JR東日本秋田支社の県北地域の社員14人が参加しました。
北秋田市の地域おこし協力隊として観光協会に所属する令和のマタギ・松橋翔さんが内陸線の車内でマタギの文化やクマの生態について説明しました。
松橋さんはクマは食べるもの、活動時間、体の大きさなど、地域によって大きく異なることから、その土地に住む人や猟友会の人に聞いて正しく学ぶことが重要と話します。
オスのクマが襲ってくる様子を「力士がナイフを持って原付で追いかけてくる」ようなものと表現する松橋さん。参加者はイメージを膨らませながら話に聞き入っていました。
内陸線の列車を降りた後は狩猟の体験も行いました。木の幹に「くくりわな」を仕掛け、木の枝を動物の足に見立てて踏板を押すとわなに引っかかります。また、銃をイメージし、エアソフトガンで銃猟体験が行われ、参加者は獲物を狙う難しさを感じていました。
クマについて正しく恐れることを学んだ参加者たちはクマとの共存に理解を深める時間となりました。
2026年06月10日 18時50分
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