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「クマはピリピリする時期」6月は発情交尾期 クマの被害相次ぐ

2026年06月04日 19時43分

今週に入ってクマによる人身被害が相次いでいて、2日は秋田市の70代の女性がクマに襲われて亡くなりました。
専門家はクマも神経質になる時期に入ったと話していて、クマが人を食べ物として認識した可能性を指摘します。
秋田市河辺和田でおととい近くに住む73歳の女性の遺体が見つかり、その近くにいた体長およそ95cmのメスの成獣のクマ1頭が猟友会によって駆除されました。
女性は、自宅と畑の間ののり面で草刈りをしていたときにクマに襲われたとみられています。
2日午前8時すぎ、通報を受けた警察官が現場を確認すると、クマと女性は自宅から南西に10mの場所にいました。
クマが駆除された午前9時40分ごろ、女性の遺体は自宅から南西に40mあり、およそ30mクマによって引きずられたとみられます。
クマ研究の第一人者でもある山崎晃司さんは、クマが遺体を食べ物と認識した可能性を指摘します。
クマは自分が捕ったものを自分が安心して食事をとることができる場所に隠す習性があると話します。
今から10年前に鹿角市十和田大湯でタケノコ採りで入った男女4人がクマに襲われ死亡した事故でも、その後の調査で、襲った人を隠したとみられる状況があったことがわかっています。
山崎さんも、「理由はわからない」としたうえで、襲ったクマを調査し共通点を探る必要があると話します。
福島市でも2日、4人がクマに襲われる被害が起きました。街でもクマが出没することが当然のことと考えなければならないと話します。
さらに6月はクマにとっても難しい時期だといいます。今年はブナも豊作の見込みで山崎さんは9月ごろからはクマの出没は収まり「去年のような状況にはならないのではないか」と話しています。