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ニホンイヌワシの有精卵を秋田・大森山動物園から大阪・天王寺動物園へ 遺伝的多様性を図るために

2025年03月24日 13時02分

二ホンイヌワシの繁殖に向け秋田市の大森山動物園で産まれた卵を大阪の動物園に移して育てることになり搬出作業が行われました。

24日朝、秋田市の大森山動物園で先月23日と27日に産まれた2つの卵を展示スペースから取り出す作業が行われました。いずれも有精卵で発育していることが確認されています。
今後は大阪の天王寺動物園で飼育されているイヌワシのペアが仮親となり子育てにあたる予定です。大森山動物園の飼育スペースが不足していることや飼育技術の共有、また遺伝的な多様性を図ることが目的です。
移動先の天王寺動物園のスタッフが受け取った卵は孵卵器に入れて適温である37.5℃前後に保って新幹線で運び24日夕方には到着する予定です。