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冬眠明けのクマが市街地にも出没 秋田県情報マップシステム「クマダス」など活用し対策を

2026年04月06日 21時19分

春になり市街地でもクマが目撃されています。去年の大量出没を受けて行政で様々な対策がとられる中、専門家はクマの行動を正しく知って1人ひとりが対策をすることが大切だと話します。

警察や県の情報マップシステム「クマダス」によりますと、4日午前9時半ごろ秋田大学の正門の近くの路上でクマ1頭が目撃されました。体長1メートルほどで、北の方向に立ち去ったということです。
クマダスによると、3月の県内での目撃件数は29件で、4月は5日までに15件の目撃情報が寄せられています。クマの出没傾向が例年と大きく変わったわけではないものの、市街地近くにいるという意識を持つ必要があるといいます。

【県立大学生物資源科学部 星崎和彦教授】
「市街地近くでの山菜採りはクマの心配はしなくていいエリアだったが、今はそういうわけにはいかない。山菜採りには1人で行ず装備をちゃんとするなど、今までとは違う警戒をした方がいい」

県や市町村では、去年の大量出没を受けて様々な対策を行っています。秋田市では狩猟期間の冬の間、猟友会が過去最多の54頭のクマを捕獲しました。また、公務員ハンターを4人体制としたほか、クマが市街地にやってくる前にわなで捕獲する管理強化ゾーンを設ける考えです。
しかし、すぐに効果が出るわけではありません。星崎教授はやみくもにクマを怖がるのではなく、1人ひとりがクマの行動を知って正しく対策をしてほしいと話します。

【星崎教授】
「クマが出そうな場所は、クマダスを参考にすると木立がある、藪が多い、空き家があるなど想定できることはある」

星崎教授はクマダスに登録をすると自宅や職場近くの目撃情報をメールで受けとることができるので、活用してほしいと話しています。