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秋田市にメディカル給食のセントラルキッチン誕生 医療や介護・福祉施設の給食需要の増加に対応 

2026年03月25日 18時44分

高齢化に伴って医療や介護・福祉施設などでの給食の需要が増す中、秋田市の秋田キャッスルホテルが、1日1万食を製造できる施設を設けました。おいしさや衛生管理、ホテルのホスピタリティが詰まった給食です。

秋田市山王に誕生したのは、医療施設や介護・福祉施設などで出される「メディカル給食」を製造するセントラルキッチンです。
秋田キャッスルホテルは、2001年からメディカル給食事業に取り組んでいて、現在は県内40余りの拠点で1日およそ7千食を提供しています。年々高齢化が進み介護食の需要が増す中で、現場の負担軽減や品質の均一化を図ろうと、1日最大で1万食を一括して効率的に製造できるセントラルキッチンを作りました。
現在提供しているうちの4割ほどが、飲み込んだり噛んだりするのに障害がある人のための食事で、刻んだ食事やムース状にした食事など障害の程度に応じた食事を選ぶことができます。
調理された食事はチルド配送します。調理したてものを急速に冷やすことで品質や味わいはそのままに、それぞれの施設で温めて盛り付けるだけで利用者にバランスのとれた食事を楽しんでもらえるということです。

【秋田キャッスルホテル・岸本洋喜社長】
「長年培ってきた調理技術、衛生管理のノウハウを持っている。ホスピタリティも取り入れたサービスを提供できますので、そういった意味で秋田の地域ならではの、ホテルならではの食事の提供ができると考えている」

キッチンの稼働は4月からで、しばらくは各地の拠点と併用し1日2千食の製造から始める考えです。