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秋田県内「地価」 住宅地・商業地ともに3年連続で上昇 市街地でのクマ出没や大雨被害の地価への影響は…

2026年03月17日 19時35分

土地取引の際の指標となる土地の価格「地価」が17日公表されました。秋田県内の地価の平均変動率は住宅地・商業地ともに3年連続で上昇しました。

国土交通省の発表によりますと、秋田県内の住宅地の平均価格は、1平方メートルあたり2万3100円です。平均変動率は0.7%と3年連続で上昇しました。背景には県内経済の緩やかな回復や所得環境の改善が上げられます。ただ、金利動向や建設資材の高騰を受け、地価の上昇は今後緩やかになっていく見通しです。住宅地で最も高かったのは、秋田市保戸野中町で1平方メートルあたり8万2200円でした。最も高い上昇率を示したのは、秋田市手形休下町で、前の年より4.4%上昇しました。
商業地の平均価格は3万8200円で、平均変動率は1.2%上昇しました。商業地も3年連続の上昇です。商業地で最も高かったのは、フォンテアキタのある秋田市中通2丁目で、20万4000円。最も高い上昇率を示したのは、秋田市千秋久保田町で、7.9%でした。

去年相次いだ市街地でのクマ出没は地価に影響を及ぼすのでしょうか。専門家は「飲食店の客数が伸び悩み経済活動の停滞が見られたが、現段階では地価に直接的に結びつく状況ではない」と話しています。
また秋田市などを襲った2023年の大雨災害の影響については、「地価の下落には繋がっていないが、被害を受けた地域は需要が少なくなり、上昇幅は弱くなっている」と分析しています。