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新スタ整備巡り「秋田市の単独所有が絶対ということではない」 秋田県・鈴木知事 県議会総括審査で

2026年03月16日 19時54分

サッカー・ブラウブリッツ秋田の本拠地となる新スタジアム整備を巡り、秋田県の鈴木知事は16日の県議会総括審査で「秋田市の単独所有が絶対ということではない」と述べました。

秋田県2月議会のまとめの議論となる総括審査では、新スタジアム建設を巡り交付金の活用や財政負担に関する質問が相次ぎました。県は先月=2月、国の交付金の活用が最大限見込めるとして、秋田市単独の主体が望ましいとの方針案を示しました。その一方秋田市の沼谷市長は「市単独で主体にならない」と明言しています。
財政負担に大きく影響するこの交付金について、国への確認の有無が問われました。県も施設を所有するとなれば、市単独所有の場合と比べて交付金が減額になる懸念がありますが、施設の所有を巡っては、単独主体を認めない秋田市と県との間に認識のずれが生じています。

【鈴木知事】
「市の単独所有が絶対だということではもちろんありませんし、私どももそういう意味では、市・県の共有ということも議論の範囲には入れながらお話ししたいと思っています」

足並みが揃わない状況に鈴木知事は、ごたついたイメージが対外的に出ると、集まるはずの民間資金が集まらないとの懸念を示し、機運醸成を図るためにも歩み寄りの議論を進めたいと述べました。

15日に行われたブラウブリッツ秋田のホーム開幕戦では、新スタジアム建設に向けた募金活動が行われ、新スタジアム協議の中心にいる鈴木知事や沼谷市長たちの来場にも注目が集まりましたが、その姿はスタジアムにありませんでした。秋田県、秋田市、ブラウブリッツ秋田の意見が揃わないまま、県議会、秋田市議会ともに2月議会が終わろうとしています。

なかなか議論が前に進まない新スタジアム整備ですが、想定のスケジュールについてみていきます。 ※動画ニュース配信をご覧ください。