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大震災後に生まれた中学生が防災リーダーに 秋田・男鹿市の中学校で研修 自分や大切な人たちの命を守る

2026年03月09日 20時08分

東日本大震災からまもなく15年です。自分や大切な人たちの命を守る自助・共助の取り組みです。秋田県男鹿市の中学校で9日、地域防災を担う防災リーダーの認定に向けた研修が行われました。

男鹿市では「防災リーダー」の育成に取り組んでいます。防災リーダーとは、災害や防災の知識を身に着け、避難誘導や避難所の設営など共助の中心的役割を担う人材です。
受講したのは、男鹿東中学校の2年生14歳の生徒たち。15年前の東日本大震災が起きた時はまだ生まれていなかった子どもたちです。

【男鹿東中教諭・防災士 高橋史晃さん】
「(東日本大震災の)地震を体験していない世代の子どもたちも、自分ごととして捉えてくれるのではないかなと」

男鹿市の高齢化率は50%を超えています。災害が起きた時に率先して行動できる若い世代が増えることで、防災力を高める狙いがあります。
体育館に避難所を設営するゲーム形式の実技も行われました。避難者の年齢や家族構成、ケガ人は?ペットは?…確認するべきことは山ほどあります。避難所では想定外の出来事にも対応しなければいけません。トイレ環境が悪化すると、飲食を控える人も出て健康被害にも繋がりかねません。いかに不安要素を減らせるか、知恵を出し合い課題を解決しました。

【受講した生徒】
「環境が変わった時に自分自身も不安を抱えると思うので、不安をなくすために配置などを考えなければいけないと学ぶことができた」

今回の研修で、男鹿市で初めての中学生防災リーダーが68人誕生しました。