市街地でのクマの大量出没を受け鈴木知事は、県民と情報共有を行いクマを寄せ付けないまちづくりを進める方針を示しました。

県の１２月議会は１９日が最終日です。秋ごろから急増した市街地でのクマ被害への緊急対策や、物価高騰に関わる生活者支援などを盛り込んだ一般会計補正予算案あわせて１４４億円あまりが原案通り可決されました。議会終了後に鈴木知事は、今年のクマの大量出没を受け、来年春からの管理捕獲で捕獲圧を高めながら、クマを寄せ付けないまちづくりに力を入れると述べました。また、新スタジアムの整備を巡っては、年末年始にかけてまずは骨格を固めなければいけないとの認識を示し、秋田市とブラウブリッツとの協議については事務方での協議が今月で調整されていると明かしました。整備主体に関しては、今後の協議で円満に決めていきたいとして明言を避けました。