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きつね色にそして香ばしく焼き上がる きりたんぽづくり最盛期 秋田・大館市 ふるさとの味を多くの人に

2025年12月16日 19時08分

秋田県大館市できりたんぽづくりが最盛期を迎えています。ふるさとの味を多くの人に届けようと年末年始に向けて大忙しです。

大館市の十字屋きりたんぽ店では、きつね色に、そして香ばしくきりたんぽが焼き上がっています。お歳暮などの贈答用のほか年末年始に帰省した家族と食べるという人からの発注が重なり、この時期が1年で最も忙しいといいます。
きりたんぽには、契約農家が栽培するササニシキなどを使っていますが、コメの価格高騰など物価高の影響をうけてこの秋、商品を値上げせざるをえませんでした。
今の時期は1日で多い時におよそ3千本を作っていて1本ずつ手作業で形を整えています。創業当初から変わらないふるさとの味を多くの人に届けようと忙しい日々が続きます。
十字屋きりたんぽ店では、発送の注文は12月20日まで受け付けていて、店頭では予約状況にもよりますが28日まできりたんぽを販売する予定です。