2025年12月16日 19時08分
サッカー・ブラウブリッツ秋田の本拠地となる新スタジアムの整備を巡り秋田県の鈴木知事は「あり方を話し合う段階は過ぎている」と述べました。
【秋田県・鈴木健太知事】
「サッカーだけのものというご意見結構あるが私はそうは思っておりません。市民スポーツ、防災であったり様々な機能を付加することによって財政的に有利になったりすることもあります。そのクラブ(ブラウブリッツ秋田)がまず頑張らないといけない。そして(秋田)市が主体性を持っている。それに対して県は支援をちゃんとしますという立場です」
新スタジアム整備に対する秋田県の姿勢を語る鈴木知事。県議会のまとめの審査で議員から相次いだのは秋田市が打ち出した方針に対する質問です。
【議員】
「県として3者で3分の1ずつという市の考え方をどのように評価して」
【鈴木知事】
「私の認識では民設民営だった時にそうしたお話が出ていたと。(その後)公設でいくという前市長の方針が示されたと。そこで一旦リセットになっていたという認識なんですが」
議員からは秋田市の沼谷市長が議会で行った様々な発言に対する質問もありました。
(9日の秋田市議会での沼谷純市長答弁)
「本市が単独では事業主体とならない」
【議員】
「沼谷市長は規模は5000人と想定して考えたいと言っているんですね」
【鈴木知事】
「これはあくまでこれから議論に入る前の(沼谷)市長一流の交渉術なのかなと思っています。限界をそれぞれどうやって超えていってみんなで力をあわせてやっていく協議…そういうことです」
ブラウブリッツのJ1ライセンス取得にも関わる新スタジアムの議論で決まっているのは、まだ「八橋に整備する」だけという状態となっています。
【鈴木知事】
「まさに船頭多くして船進まずじゃないですが、もうそのあり方をみんなで話し合う段階は過ぎたのかな。議論をしっかりとしたいと思っております」
2025年12月16日 19時41分
2025年12月16日 19時08分
2025年12月16日 19時08分
2025年12月16日 19時08分
2025年12月16日 19時08分
2025年12月16日 19時08分