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鈴木知事 クマ対応「自衛隊の力借りなくてもいいよう自治体と警察で 対応していきたい」

2025年12月12日 13時16分

鈴木知事は世界で最も古い記者クラブの一つ、日本外国特派員協会の会見でクマ対策について「自衛隊の力を二度と借りなくても良いように、自治体と警察で対応していきたい。」と述べました。

鈴木知事は会見で秋田はマタギの文化があり自然と共生してきたと紹介し、緩衝帯の整備などクマが人の生活圏に出てこない対策を進めていく考えを示しました。鈴木知事はこのほかに自衛隊の派遣要請について「箱わなを見回りに行く人もいない。人的資源の限界を迎えていた。」と振り返り次のように述べました。

【鈴木知事】
「悲鳴にも似たメッセージになったんだろうと思っている。この問題に関しては地方だけでは対応できない問題。国にはより前に出てきて主体性を持って対応頂きたい。」

国に注文をつける一方で、クマ対策パッケージを活用して取り組んでいく決意も示しました。