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与党が衆議院議員の削減法案提出 自民試算では秋田は定数1減

2025年12月05日 19時23分

自民党と日本維新の会は共同で衆議院の議員定数を1割削減する法案を国会に提出しました。自民党の試算では、秋田は選挙区が3から2に減る見込みです。

法案は「1年以内に与野党の協議で議員定数1割削減の法制上の措置を講じる」としています。実現しない場合には小選挙区で25議席、比例代表で20議席の削減が自動的に発動されるという条項が盛り込まれています。具体的な削減方法は与野党の協議で議論することになりますが、結論に沿って審議会が区割りの改定案を検討する見通しです。2020年の国勢調査の結果を踏まえて自民党がまとめた試算では、小選挙区の定数削減は20都道府県が対象となっていて、秋田は3から2に減ります。東京が最も多い3減で、千葉、神奈川、大阪の3府県が2減となっています。また、比例東北ブロックは現行定数の12から11に減ります。自民党の加藤勝信政治制度改革本部長は5日夕方、衆議院の事務総長あてに法案を提出しました。17日までの国会会期内の成立を目指しています。