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自己破産で5月に事業停止 “あさひタクシー”が再出発 /秋田

2025年12月05日 19時19分

自己破産し5月に事業を停止した秋田市のあさひ自動車から事業を譲り受けた大館市のタクシー会社が、5日から秋田市で営業を開始しました。

秋田市内では見慣れた「あさひ」と記された「行燈(あんどん)」がついた車が多く並びます。利用者の減少などを理由に事業を停止したあさひタクシーを運営していた会社から「大館・花矢交通」が事業を引き継ぎ、5日から営業を始めました。前の会社の従業員で作る労働組合なども資金集めに奔走し、再開にこぎつけました。元従業員を多く雇用して34人で新たな門出です。新たな車両も含めて25台のタクシーで営業します。

【あさひタクシー営業所・進藤専務】
「介護での利用や、クマ問題で子どもたちが歩いて登校できないなどの場合には、市や県の力も借りながら、そういう面でも貢献できればと思っている。」