2025年12月04日 20時11分
寒波が襲来し本格的な冬がやってきたためなのでしょうか。県内ではクマの目撃が減少しています。
ツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」によると、4日までの1週間と前の週を比較するとクマの目撃は421件から181件と半減しています。鈴木知事も「先月10日を最後に人身被害は発生しておりません。一方、県内の飲食店は外出控えによる売上減に今も苦しんでいます。みなさんで忘年会へ出かけて応援しましょう!」と自身のSNSに投稿しています。
1週間前の11月28日に秋田市楢山で撮影されたクマの映像です。パン店のすぐそばを体長1メートル以上あるクマ1頭が通り過ぎていきました。件数は減っているものの市街地に出没し続けるクマ。果たして冬眠するのでしょうか。クマの生態に詳しい森林総合研究所の大西尚樹さんは。
【大西さん】
「冬の間1回も冬眠しないというような個体は日本には生息していないと考えている。ほとんどすべての個体が冬眠する。」
大西さんは、山の中ではすでにクマの冬眠が始まっていて、人里に出没するクマもいずれ冬眠すると話します。
【大西さん】
「いつどのタイミングで冬眠が始まるかというのは、気温や降雪ということではなく、あくまでもえさがあるかないかということ。いま市街地に出てきている個体については、その個体に対してはえさがある状況なのでまだ出没が続く可能性がある。」
人里ではまだクマのえさとなるカキの実などが残っているため、クマのえさになるものを取り除くことが大切です。
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